ERP導入ブループリント策定支援
最初の設計図が、導入の成否を決めます。
だからこそ、“描き方”から一緒に整えます。
ERP導入を本格的に始める前に必要なのが、「構想策定」と呼ばれる初期設計フェーズです。
私たちはこれを、“ブループリント(Blueprint)”=導入プロジェクトの設計図と呼んでいます。
このブループリントは、ERP導入のゴールを明確にし、必要な業務の見直しや関係者の巻き込み方、そしてシステムとの付き合い方を整理するための、大切な土台になります。
ここを丁寧に整えることで、その後のプロジェクトの進行スピードや品質に大きな違いが生まれます。
ブループリントに含まれる主な内容
現状の整理と可視化
まずは「今」をしっかり把握することから始めます。以下のような視点で現状を構造的に整理していきます。
- 現在のビジネスモデルと業務の全体像
- サプライチェーンや拠点構造
- 得意先や仕入先との取引パターン
- 使われている主要データの種類と量
要求の整理と分類
要望や意見をただ集めるだけでは、実際の設計にはつながりません。役割と目的ごとに要求を整理していきます。
- ビジネス要求: 経営課題や方向性
- 業務要求: 日常業務での必要性
- ソリューション要求: ERPで何をしたいか
- 移行要求: データや既存システムから
システム構成と外部連携
ERPと業務との接点、周辺システムとの関係も事前に整理しておきます。
- ERPと周辺システムの役割分担
- 外部システムとの連携方式(バッチ/API等)
- 複数拠点展開を見据えた構成方針
プロジェクト計画の策定
構想だけでなく、「どう実行するか」も含めて設計するのがビフコンのブループリント支援の特徴です。
- 実施スケジュールとマイルストーン設計
- 関与部門・人数・役割を見据えたリソース計画
- 起こりがちなリスクと対策の初期検討
ブループリントの導入効果
ERP導入プロジェクトは、時に2年を超える長期計画になります。その中で、最初に“道筋”を描いておくことで、全体を6ヶ月以上短縮できるケースもあります。
期間短縮の目安
約2ヶ月
約0.5ヶ月
約2ヶ月
約1.5ヶ月
質的な効果も期待できます
- 現場の「As-Is」に縛られず、「To-Be」を描けるようになる
- 要求の背景が共有され、過剰な開発や無理な要望が減る
- 移行作業やトレーニング計画が立てやすくなり、稼働直前の混乱を防げる
こんな方におすすめです
- ✓ ERP導入の検討は始めたが、全体像が見えていない
- ✓ ベンダーに任せきりではなく、自社としての準備を進めたい
- ✓ 将来的な拠点展開や海外展開も見据えて、“今だけで終わらない計画”をつくっておきたい
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